山形
Vol.04絶景に感動、温泉でほっこり。-美しい景色と温泉に心もほどける山形1泊2日旅
山形県は全ての市町村に温泉が湧く温泉王国!そして、自然豊かな山形では、行く先々で美しい景色に出会えます。ノスタルジックな町並みが人気の「銀山温泉」や、やさしい泉質が特徴の「かみのやま温泉」で心も体もともにポカポカになり、蔵王の樹氷や最上川をはじめとする息をのむほどの景色と出会う。そんな山形だからこそ叶う、温泉と絶景に彩られる心もほどける旅に出かけてみませんか?
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このまとめ記事の目次
1日目
9:30 神秘的で美しい渓谷をボートで参拝
ながい百秋湖(長井ダム)の奥にある「三淵渓谷」は、平安時代から伝わる「卯の花姫伝説」ゆかりの地。参道になっている渓谷の湖面をボートで通り抜けて参拝します。4月下旬〜11月中旬まではツアーが開催されており、神秘的な景観の中を約1時間かけて巡ります。自然が織りなす景色に圧倒されること間違いなし。
4月中旬から5月中旬の約1ヶ月間限定の景色が楽しめる「白川湖の水没林」がおすすめ。飯豊連峰からの雪解け水が白川湖に流れ込み、新緑のシロヤナギが水の中から生えているような広大な水没林が現れます。特に朝方がおすすめで、天気の良い日には霧に覆われ、幻想的な光景が広がります。
また、冬は「小野川温泉かまくら村」の巨大なかまくらが大人気。ラーメンの出前をかまくらの中で楽しむこともできます。熱々のラーメンを食べて冷えた体もぽかぽかに!
11:30 ご当地ラーメン
絶景を楽しんだらランチを目指して南陽市へ。山形はラーメン県そば王国!南陽市のご当地ラーメン「赤湯ラーメン」をいただきます。赤湯ラーメンは味噌ラーメンに赤湯産の唐辛子を使ったオリジナルの辛味噌がトッピングされているのが特徴で、好みに合わせて辛味噌を溶かしながら食べます。特に有名な「龍上海 赤湯本店」には、日本全国からファンが訪れ、いつも大行列。時間をずらして行くのがおすすめです。
13:30 山全体が修行の場である山寺
ご当地ラーメンでお腹を満たした後は、通称「山寺」で知られる「宝珠山立石寺」へ向かいます。奇岩怪石からなる山寺は、1015段ある石段をのぼる途中にも史跡や絶景が楽しめるスポットがたくさんあります。登りきった先にある景色の素晴らしさは言葉では言い表せないほど。四季折々の景色を楽しんでください。
冬は山寺から車で約1時間の場所にある、蔵王のスノーモンスター「樹氷」を見に行きましょう。雪と氷が生み出す大自然のアートがお迎えしてくれますよ。また、グリーンシーズンは蔵王ロープウェイ沿線にある「蔵王テラス」や「百万人テラス」から自然の大パノラマや夜の星空などが楽しめます。
16:30 名湯自慢の宿で贅沢な癒しのひととき
絶景やご当地グルメを楽しんだ後は、室町時代に開湯したかみのやま温泉にある「はたごの心 橋本屋」でほっこり。この宿の自慢は何と言っても温泉!蔵王の巨石をくりぬいて作られた湯船がある源泉掛け流しの露天風呂や開放的な景色を楽しめる野天風呂など、趣向を凝らしたさまざまなお風呂で名湯を堪能できます。
また、山形の旬の食材をふんだんに使用した料理や県内産ワイン・日本酒も人気の理由。お宿のシンボルうさぎのモチーフが迎える温もりあふれる和モダンの宿で至福の時間を過ごしましょう。
2日目
10:30 ノスタルジックな町並みを楽しむ銀山温泉さんぽ
2日目のスタートは大正ロマン漂う「銀山温泉」にタイムスリップ。袴や着物に着替えてカフェやお土産屋さんめぐりなど、温泉街さんぽもGOOD!夕暮れになるとガス灯に火がともり、まるで『千と千尋の神隠し』の舞台のようなノスタルジックな日本情緒が楽しめます。最もフォトジェニックなのは雪の夜ですよ。
12:00 香り豊かな山形の蕎麦
山形県は全国で指折りの生産量を誇る蕎麦どころ。県内にはいくつものそば街道があり、その中のひとつ「おくのほそ道 尾花沢そば街道」で香り高い蕎麦を味わいます。寒暖差のある気候と清らかな水から育てられる蕎麦は格別です。蕎麦打ち体験ができるお店もあるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
14:00 最上川舟下りで船上からの絶景を満喫
春は山桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬はこたつ舟から楽しむ水墨画のような山々など、四季折々の絶景を楽しめる最上川舟下り。雄大な自然の中を船頭の歌う舟唄を聞きながらゆっくりとした時間を楽しめます。
春から秋は最上峡の土湯山にある「幻想の森」への立ち寄りもおすすめ。樹齢1000年を超える巨木に圧倒されながら、神秘の森林浴でおいしい空気を味わいましょう。有名CMや映画のロケ地になるほどの映えスポットです。
16:00 雪国文化を学べる雪害救済運動発祥の地
旅の最後は、美しい雪の結晶や雪の科学的な性質、雪国の生活や文化について知ることができる「雪の里情報館」です。
この建物は、1933年に雪害救済運動(※)によって設置された旧農林省積雪地方農村経済調査所の跡地に当時の建物の一部を保存・復元して設置されました。登録有形文化財となった建物が資料展示室として活用されています。 ※積雪と寒冷によって被害を受けている人々への支援を求める運動
※RETRIP2024年1月掲載 ※2023年12月時点での情報になります