山形
Vol.02豊かな自然で心も体もリフレッシュ!
歴史の薫る山形で、生まれ変わりの旅はいかが?in山形
日本における山岳信仰の代表格として名高い出羽三山をはじめ、自然や歴史を感じるスポットが盛りだくさんの山形。こちらの記事では、山形で心も体もリフレッシュできるスポットを巡る「私がわたしに還る旅」をご紹介します! もちろん、クラゲドリームシアターや山居倉庫などの写真映えスポットも! 長く受け継がれる信仰や伝統文化など、まるで生まれ変わったような、価値観を変える体験があなたを待っています。
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このまとめ記事の目次
1日目
9:00 ミシュランガイド三ツ星を獲得した景勝地・羽黒山杉並木へ
この旅の始まりは羽黒山から。随神門から山頂にいたる約2kmの参道両側に、国の特別天然記念物である樹齢350~500年の杉並木が続きます。
思わず畏敬の念を覚える自然と神聖な空気の中で石段を上っていくと、気持ちが落ち着いてくるのがわかります。山頂までは約1時間。自分と向き合う特別な時間になりますよ。
10:00 出羽三山神社で“生まれ変わりの旅”
羽黒山は現世の幸せを祈る山、月山は死後の安楽と往生を祈る山、湯殿山は生まれ変わりを祈る山とされ、三山への参拝は現在・過去・未来を巡る “生まれ変わりの旅”として昔から信仰を集めてきました。しかし、三山を巡るのはなかなか大変ですよね? 羽黒山の山頂にある出羽三山神社は、月山、羽黒山、湯殿山の神様を祀っていて、ここをお参りすることで三山のご利益を受けることができます。
11:00 宿坊で丁寧に作られた精進料理をいただく
ランチは宿坊での精進料理がおすすめ!もとは華蔵院と呼ばれる寺院だった「斎館」は、この土地の風土や山伏文化に触れられる宿坊。
ここでは、山伏の伝統を脈々と受け継ぎ、丁寧に作られた精進料理をいただくことができます。 羽黒山の麓で採れる旬の山菜やきのこを使った料理を、神秘的な空気に包まれた空間でゆっくり楽しみましょう。
13:00 世界的にも珍しい聖母マリア像を見学
羽黒山をあとにして、鶴岡へ向かいます。白亜の外観に映える赤い塔屋が次の目的地である鶴岡カトリック教会の天主堂です。
明治36年に建てられた白亜の殿堂は、ロマネスク様式建築の傑作として国の重要文化財に指定されています。ステンドグラスとは異なる技法で作られた「窓絵」など、見どころもたくさん! 世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」を見られるのは国内ではここだけです。
14:00 花手水が有名な荘内神社で季節の御朱印
次の目的地は車で5分ほどの場所にある「荘内神社」です。明治10年に、旧藩主酒井家を慕う庄内の人によって鶴ケ岡城の旧本丸跡に創建された神社で、今でも“神社はん”の愛称で親しまれています。
ここは、美しい季節の花による花手水や御朱印が有名。御朱印は通常のものと季節限定の花暦御朱印があります。どちらも見ているだけで癒されます。
15:00 致道博物館で鶴岡の歴史と文化を知る
1日目の最後は、荘内神社のほど近くにある「致道博物館」。旧庄内藩主・酒井家伝来の文化財や、庄内の歴史と文化を感じる資料を豊富に展示。見ごたえのある重要文化財現像物3棟が移築・保存公開されています。
水色の外壁が印象的な旧鶴岡警察署庁舎2階のバルコニーからは、市内や月山などの景観が楽しめます。また、東北地方では珍しい書院造の酒井氏庭園や庄内地方の生活文化に触れられる重要有形民俗文化財収蔵庫も必見です。
16:30 部屋からも温泉からも日本海を一望!
観光が終わったら、この日の宿「游水亭いさごや」へ向かいましょう。 こちらの温泉旅館は、食の都・庄内ならではの、日本海の海の幸を味わえる懐石料理が自慢。さらに、まるで名画のような絶景が窓に広がる客室で贅沢なくつろぎ時間を過ごせます。
波音を聞きながらシャンパングラスを傾ける、そんな極上のリラックスが体験できるプライベートスパもおすすめ!
2日目
10:00 幻想的なクラゲの世界へ!
2日目はクラゲで有名な「加茂水族館」からスタート! まずは約1万匹の水クラゲが泳ぐ、直径5mの水槽「クラゲドリームシアター」の前で記念撮影を。 世界最大級のクラゲ展示種類を誇るクラネタリウムでは、きらきらと輝きながらゆらめくクラゲにうっとりすること間違いなし。館内の軽食売店でいただけるクラゲの粒がトッピングされたクラゲソフトもおすすめですよ。
12:00 庄内の食を目でも舌でも楽しめる
幻想的なクラゲの世界を満喫した後は、大人の隠れ家で庄内の厳選した食材を使用した心づくしのランチをいただきましょう。
築160年の酒蔵がひっそりと、そして華やかにいにしえの日々を偲ばせるなか、国内外のアンティーク家具を配した店内は、その空間にいるだけで気分が上がります。そんな贅を尽くした空間で、山形牛や庄内の海の幸や庄内野菜を堪能できる昼膳を召し上がれ。季節により異なる食材で山形の美食を堪能できます。
14:00 米どころ庄内のシンボル・山居倉庫
ランチの後は酒田で一番人気のフォトスポットへ! 米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」は明治26年に建てられた米の保管倉庫で、ケヤキ並木や黒い外壁に映える美しい光景が続きます。樹齢150年以上のケヤキ35本が連なるケヤキ並木の色合いは、季節とともに変わり見る人を魅了します。
施設内の酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」では、酒田のさまざまなお土産を買うことも!
15:30 伝統文化に触れられる歴史ある料亭
旅の最後は港都酒田を代表する料亭で、国の登録有形文化財にも指定されている「山王くらぶ」。昔の料亭文化や酒田の歴史などを広くご紹介する施設です。
2月下旬から11月上旬までは、日本三大つるし飾りのひとつ「傘福」を展示。つるし飾りの一つひとつに意味や願いが込められているのだそう。
このつるし飾りを制作できる傘福体験工房もありますよ。
※RETRIP2023年12月掲載 ※2023年11月時点での情報になります