東京
Vol.04日本情緒を感じながらのんびり街歩きはいかが?-1泊2日でめぐる、東京レトロさんぽ
東京といえば、トレンド発信地ならではの注目ショップが立ち並び、高層ビル群が広がる、そんなイメージが強いかもしれません。とはいえ、昔ながらの町並みや日本情緒を感じられるエリアも残っていて、新しさも懐かしさも感じられるのも東京の魅力のひとつです。浅草や築地などの下町文化に触れられるエリアや赤坂離宮などの人気スポットを巡るコースで、東京の新しい魅力を発見しましょう。
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このまとめ記事の目次
1日目
9:30 谷中の古民家カフェでモーニング
旅のスタートはレトロさんぽにふさわしい古民家カフェの「カヤバ珈琲」。昔懐かしい喫茶店と現代的なおしゃれカフェが組み合わさったような唯一無二のカフェです。
11:00まで楽しめるモーニングメニューの中でおすすめなのは、昔ながらのレシピを参考にした定番メニューの「たまごサンド」。ほんのり酸味のあるサワードウというパンを使っているのが特徴で、ボリュームもたっぷり!
10:45 文豪にも愛された根津神社に参拝
しっかり朝ごはんを食べたら、腹ごなしに歩いて「根津神社」へ向かいます。江戸時代に造られた拝殿、唐門など7点の建築が現存していて、国の重要文化財に指定されています。夏目漱石や森鴎外など名だたる作家が腰掛けてアイディアを練ったと言われる「文豪憩いの石」があり、多くの文豪に愛された神社としても有名です。
また、豊かな緑、鯉が泳ぐ池のほか、赤い鳥居が立ち並ぶ乙女稲荷神社など、写真映えスポットも多くあります。
12:00 1935年に再建された黒漆塗りの建物
次は日本の学校教育発祥の地としても知られる「史跡湯島聖堂」です。孔子を祀る霊廟でもあり、構内には世界最大の孔子の銅像があります。関東大震災後、1935年の再建時に山形県米沢市出身の建築家・伊東忠太が設計した建物は、中国明代の様式を取り入れた中国風の建物になっています。
13:30 浅草散策は着物で!
湯島をあとにしたら、国内外の観光客から人気の浅草へ!せっかく浅草を散策するなら、着物に着替えて気分を盛り上げませんか?「VASARA 浅草本店」は着物と帯を自由に組み合わせて、自分だけの着物コーディネートが楽しめます。着付けは襦袢(着物の下着)から帯までスタッフがやってくれるので安心。かんざしやバッグなどの小物もレンタルできます。
14:30 浅草の定番!浅草寺でお参り
浅草に来たら外せないスポットといえば、やっぱり「浅草寺」。1400年以上の歴史を持つ都内最古の寺院で、雷門から続く仲見世には江戸時代から続く老舗を含む約90店が並び、買物が楽しめます。本堂はもちろん、五重塔や伝法院など境内には見どころもたくさん!着物姿で記念撮影をしながらゆっくり回ってみてください。
16:00 人力車に乗って浅草を巡る
せっかくの着物を目一杯楽しみたい!そんな時は、人力車はいかが?「時代屋」の人力車は、浅草を知り尽くした車夫たちが浅草の見どころを案内してくれます。人気の観光スポットを巡るコースもありますが、希望に合わせて変更やカスタマイズも可能なので、今まで知らなかった浅草の魅力に触れられるはず。車夫の楽しい話を聞きながら、もっと浅草を楽しみましょう!
18:00 新しい浅草の魅力に出会えるホテル
着物を返却したら宿泊先である「OMO3浅草(おも)by 星野リゾート」へ。浅草寺から徒歩約1分という立地にあり、館内のいたるところから浅草寺や東京スカイツリー®が望めます。中でも最上階のOMOベースからの見晴らしが抜群!
また、浅草を愛し、歩き尽くしたスタッフが朝の散歩をはじめとするアクティビティを提案してくれます。観光地としてだけではない浅草を満喫できますね。
2日目
9:30 築地本願寺を眺めながら優雅に朝食
2日目は築地本願寺からスタート。まずは「築地本願寺カフェ Tsumugi」で朝食をいただきましょう。
人気の「18品の朝ごはん」は、1品1品丁寧に作られたおかずが16品も並ぶ贅沢メニュー。築地の名店の食材を使ったメニューもあります。少しずつたくさんの種類を食べたいという人にもぴったり!朝の時間帯はとっても人気なので、事前に予約しておくと安心です。
10:30 和洋中の建築要素が取り入れられた築地本願寺
朝食の後は、いよいよ「築地本願寺」にお参りです。インドをはじめアジアの古代仏教建築を模した外観や本堂入口のステンドグラス、動物の彫刻などが特徴です。本堂は、シルクロードを旅したという山形県米沢市出身の建築家・伊東忠太が設計したもの。
いわゆる日本のお寺のイメージとは異なる独特の雰囲気に包まれています。建物の細部までじっくり見てみてくださいね。
12:30 国賓を迎える迎賓館赤坂離宮で優雅な時間を
旅の最後を飾るのは、まるで宮殿のような「迎賓館赤坂離宮」です。1909年建設の日本で唯一のネオ・バロック(※)様式による宮殿建築物で、当時の日本の建築、美術、工芸界の総力が結集されています。 ※華やかなバロック様式の復興を目指すヨーロッパの19世紀の建築様式のひとつ
現在公開されているのは本館、庭園、和風別館で、創建当時の建造物である本館と庭園は申込み不要で参観できます。建築技術の素晴らしさを、ぜひその目で確かめてください。 ※庭園は予約不要、本館は団体(20名以上)の場合、予約が必要
※RETRIP2024年1月掲載 ※2023年12月時点での情報になります