土地の手仕事を訪ね、学ぶ喜び
山形・東京風土に
触れる旅へ
豊かな自然の恵みが生み出す美食と美酒の宝庫、山形。世界有数の大都市として栄え最先端と伝統が共存する東京。 2つの県都が互いの魅力を発信する連携を始めています。「手仕事」「名酒」「湯と宿」を切り口におすすめをご紹介します。
婦人画報(2024年3月号)掲載
撮影=前川明範 取材・文=松原麻理
それぞれの土地に息づく魅力を
発見する旅へ
日本で女性が知事を務めるのは山形県と東京都だけなのをご存じですか? 山形県の吉村美栄子知事と東京都の小池百合子知事の発案により、互いに観光促進を連携して行う取り組みがスタートしています。山形県は蔵王、月山、鳥海山などの山々に囲まれた地形と、母なる川と呼ばれる最上川の水脈に恵まれた風光明媚な土地。米どころとしてはもちろん、名産のさくらんぼをはじめとするさまざまな果物・花きの栽培も盛んです。名水あるところに銘酒ありの言葉通り、県内に蔵元の数は50を超えます。一方、東京は世界に誇る文化発信都市であり、あらゆる情報が集まる大都会としての魅力は言うまでもありませんが、伝統の職人技が生きる街でもあります。そして東京は23区だけにあらず。西側の多摩エリアには武蔵野の雑木林や高尾山など豊かな自然が残されており、多摩川水系の恩恵により昔から酒造りも盛んに行われています。その距離300キロ以上と遠く離れている両都県ですが、「手仕事」「酒」「湯と宿」という共通点をご紹介しましょう。
まずは山形へ。手仕事を求めて訪ねたのは、山形緞通と呼ばれる高級絨毯を製作する山辺町の「オリエンタルカーペット」です。縦糸に羊毛を指で結んでいく「手織」と、フックガンという工具で羊毛を打ち込んでいく「手刺」、ふたつの手法を使い分けながら織られる絨毯は羊毛の密度が非常に高いので毛足がへたれにくく、長い年月もつと言われます。一日に数センチしか織り進まないという忍耐のいる手織の製品は百年もつと言われ、名だたるホテルや美術館、公共施設にも納められ、現在の歌舞伎座のロビーにも手刺の絨毯が敷かれています。
銘酒「東光(とうこう)」で知られる「小嶋総本店」は米沢で安土桃山時代から続く老舗の蔵元。年間累計積雪深7メートルという豪雪地帯の雪解け水が名酒造りを支えています。本社から徒歩数分の「酒造資料館 東光の酒蔵」は築100年以上の土蔵を改修した建物で、昔の酒造りに使われた仕込み桶などの道具や明治期の暮らしを見学でき、試飲を楽しむこともできます。
県内至るところに温泉が湧いているのも山形の大きな魅力。かみのやま葉山温泉「名月荘」は全室すべての内装が異なります。年に1室は大改修しながら常にもてなしのアップデートを重ね、広い部屋を指定して親子3代で別荘のように利用する家族や、毎月訪れるリピーターも多いとか。敷地内にはギャラリーやワインセラー、ボディサロン、サウナ、図書室などが点在し、一日中宿でくつろげる仕掛けに満ちています。
山形から一路、東京へ。西早稲田の「富田染工芸」を訪ねました。神田川沿いには昔から染色業が多く、江戸小紋や江戸更紗を染めていました。こちらの工房では12万枚もの伊勢型紙を保管し、いまも職人が糊置き、蒸し、洗いなどの工程を手作業で行っています。また「東京染ものがたり博物館」として見学や製作体験も受け付けています。
東京都心から車で約1時間、JR拝島駅近くの「石川酒造」は東京都酒造組合に所属する10の蔵元の一つです。玉川上水から引いた分水が流れ、樹齢約700年の欅がそびえる広い敷地内に白漆喰壁の蔵が点在しています。国の登録有形文化財に指定された1880年竣工の本蔵ではいまも銘酒「多満自慢」などが仕込まれ、貯蔵されています。蔵の見学ツアーのほか、敷地内のレストランでの食事やここでしか買えない生原酒の購入など、楽しみも盛りだくさんです。
都心に戻ってからの宿泊は「ホテルニューオータニ」で。言わずと知れた日本を代表するこのホテルが2024年に迎える開業60周年を記念して、ヒノキ風呂付きのスイート・デラックスを、11・12階を占める「エグゼクティブハウス 禅」に初めて導入しました。日本の伝統意匠を施した和モダンな内装で、ユニバーサルデザインの浴室には木の芳香が立ち込め、究極のリトリートを都心で体感することができます。
今回ご紹介した
おすすめスポット
オリエンタルカーペット
本社工房・体験スペース
極めて高い品質と耐用性で長く愛用できる山形緞通
凶作不況に見舞われた地元の若い女性たちに安定した雇用を創出しようと、木綿織業を営んでいた渡辺順之助が北京から絨毯職人を招聘して1935年に創業。日本で唯一、糸作りから染色、織り、仕上げまでを自社で一貫管理する緞通の工房です。緻密な手作業に支えられた最高の品質は吉村順三や谷口吉郎など巨匠建築家にも認められ、日本のモダニズム建築史に残る数々の建造物に採用されてきました。一昨年には建築家の中村好文設計の山形ショールームと体験スペースが完成。製品に直に触れると、驚くほど高密度な毛足の肌触りのよさを実感でき、色褪せず、弾力が保たれたまま、子や孫の世代まで受け継がれる品質であることがよく理解できます。毎週木・金曜と隔週土曜には一般の方向けに予約制の工房見学も受け付けています。
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2022年に完成した山形ショールーム・体験スペース。糸染めの美しさ、手触りの柔らかさ、触れた手を跳ね返すような弾力を実感。
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来賓室の絨毯は約80年前に手織で製造された。長年の使用や太陽光に晒され続けたとは思えないほど、弾力を失わず色も鮮やか。定期的な洗浄を経て品質が長く保たれる証拠。
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幅8メートル超の特大絨毯は、複数の職人が並んで作業をする。無地でありながらも微妙な色調のグラデーションは、2万色以上の羊毛ストックと織りの技術の賜物。
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縦糸の後ろに方眼紙状の製作図面があり、その色指定どおりに羊毛を結びつけてカットする。
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- 住所
- 山形県東村山郡山辺町大字山辺21
- TEL
- 023-664-5811
- 営業時間
- 9時~17時
- 休業日
- 土・日曜、祝日
酒造資料館
東光の酒蔵
明治時代の酒造りの現場を体感する
1597(慶長2)年創業、「小嶋総本店」は米沢藩上杉家御用酒屋としての歴史を経て、当代社長で24代を数えます。本社のある一帯には多くの白漆喰の土蔵が建ち並び、銘酒「東光」の工場や関連施設が点在しています。おいしい酒の秘密は吾妻山から流れ出す豊富な雪解け水と、田んぼ作りから関わる良質な米。昔ながらの酒蔵の中で銘酒が醸されます。また近年では米糀の甘酒にフルーツや野菜のスムージーを加えたノンアルコールの「米糀のあまさけ」を開発。持続可能な酒造りにおいては海外でも高い評価を受けています。酒造りの歴史や工程を学ぶなら「酒造資料館 東光の酒蔵」へ。伝統的な工法で再生した古建築に圧倒されることでしょう。
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左から「東光 純米大吟醸 袋吊り十八」 11,000円(720㎖)。18%まで磨いた米を原料に、酒袋から滴り落ちる雫を集めた酒。「東光 with green」1,540円(720㎖)。酒粕を活用し、自然に優しいエネルギーで作った純米酒。「米沢藩上杉家 御用酒屋の献上酒」2,200円。東光の酒蔵の限定販売品。
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「米糀のあまさけ」432円(135g)。ベリー系やかぼちゃ・にんじん・しょうがを加えたものなど4種。
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醸造道具や生活用品を展示。
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- 住所
- 山形県米沢市大町2-3-22(柳町上通り)
- TEL
- 0238-21-6601
- 営業時間
- 9時~16時30分
- 休業日
- 12月31日、1月1日
※見学は一般350円。1月〜3月は毎週火曜休館。 有料試飲コーナー、蔵元直営の販売所あり。
名月荘
山形の美食・美酒を堪能する全室離れ風の宿
暖簾の下がる門をくぐると、ひと休みできる囲炉裏のあずまや。さらに奥へとアプローチが続き玄関へ。初訪問でもなぜか「ただいま」と言いたくなる、懐かしさ溢れる名宿、それが「名月荘」です。全室離れ風で趣が異なる客室はもちろんのこと、イギリスの農家を思わせる談話室やテラスのあるラウンジ、中庭に面した湯上がりサロン、大正時代の蔵を移築改造したギャラリーなど、広い敷地に点在する施設や一角で思い思いにくつろげます。常に大工が入って館内を手入れする、新陳代謝を怠らない宿はいつ訪れても驚きがあり、そのためリピーターが絶えません。山形の食材を生かした会席料理と、大浴場に露天風呂など湯量豊富な温泉が楽しめるのは言わずもがなです。
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2022年改装の客室「縹(はなだ)」の風呂は、
蔵王岩をくりぬいた野趣に溢れるもの。 -
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「縹」のリビングとベッドルーム。白い和紙張りの壁で明るい雰囲気。窓から蔵王連峰が望めるのも人気の秘訣。純和風の8畳間も付く。
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中庭に面した湯上がりサロン。大谷石の床に絨毯が敷かれ、個人邸のようなくつろぎ感。温かい飲み物のサービスがあるほか、山形名物の玉こんにゃくが毎日こちらで振る舞われる。
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東京染ものがたり博物館
(富田染工芸)
江戸小紋と江戸更紗の染色技を次世代へつなぐ
江戸小紋・江戸更紗の最も古い工房のひとつである「富田染工芸」は、1914(大正3)年に現在の地に開業しました。奥に深い敷地の工房では、色糊の調合から型付け、蒸し、洗い、仕上げに至るまで、すべて熟練の職人が行います。2012年からはネクタイやスカーフ、さらに革小物や陶タイル、木材への染色も開発し「SARAKICHI」ブランドとして商品化。衣裳文化が洋風化する時代にあっても、型紙と染めの技術だけは次世代に残さねばならないという切実な思いがあるからです。型付けの長い台が並んだ昔ながらの工房風景が残るこの場所は「東京染ものがたり博物館」として見学を受け入れたり、使い袱紗やトートバッグを染める体験などを行っています。
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ネクタイになる絹地に型紙を重ね、色糊を置く作業。友禅は色を直接生地に置くが、江戸小紋ではその手法だと細かい文様が滲んでぼやけるので、糊を混ぜた色糊で型染めする。
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古い引き出しに収められたオリジナルの伊勢型紙は12万枚、まさに“染色業の命”と呼べる存在。
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奥は「SARAKICHI」ブランドのネクタイとポケットチーフ。霰小紋や行儀小紋のネクタイは裏地に別の柄がちらりと見えるのが粋。手前は体験プランで染める使い袱紗の例。
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- 住所
- 東京都新宿区西早稲田3-6-14
- TEL
- 03-3987-0701
- 営業時間
- 9時~16時(12時~13時は休館)
- 休業日
- 土・日曜、祝日
※工場見学+体験プランは所要時間1時間30分~2時間。参加費は使い袱紗体験4,500円、小裂体験は2,500円。
石川酒造
多摩川の水の恵みが育んできた東京の銘酒
石川家の13代目が1863(文久3)年に多摩川水系の良質な水を利用した酒造りを始め、当代石川彌八郎で18代目となる「石川酒造」。戦争も震災も免れた6棟の蔵は現在、登録有形文化財に指定されています。昭和40年代に木樽からタンクでの醸造に変わったものの、明治期に建てられた本蔵は修繕を加えながらも昔のままの趣。木組みと漆喰壁の蔵は年間を通して室温が10〜17℃に保たれ酒醸造にとって理想的な環境だとか。敷地内には史料館のほか、1887年から数年間ビールを醸造していたときに使われた直径2・7メートルもの釜や、樹齢約400年の夫婦欅、古井戸などが残され情緒たっぷり。本蔵内でのワークショップなど、いくつかの見学コースが用意されています。
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本蔵に並ぶ仕込みタンク。9月ごろから翌年3月ごろまで仕込みを行い、櫂(かい)入れをして発酵具合を確かめる。中では酵母がピチピチと泡立っている。
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左から「多満自慢 雄町 熟成原酒」1,980円(720㎖)、「うめ酒」1,320円(500㎖)、「セッションエール」570円(330㎖)。
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本蔵にて18代石川彌八郎さん。
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- 住所
- 東京都福生市熊川1
- TEL
- 042-530-5792(直売店)
- 営業時間
- 10時~18時
- 休業日
- 施設により異なる
※気軽な散策コースや飲み比べ、本蔵見学など時期に応じて見学コースあり。オンラインで要予約。
ホテルニューオータニ
エグゼクティブ HINOKIスイート
都心の最高級ホテルで檜風呂に癒やされる
1日6回のフードプレゼンテーション(朝食やランチなどの提供)や専任コンシェルジュの常駐など、最高級のおもてなしが約束される「エグゼクティブハウス 禅」。「ホテルニューオータニ」の中でも最高の五ツ星評価を受ける〝ホテル・イン・ホテル〟に、ヒノキ風呂付きのスイートが誕生しました。72平米の広々とした客室は、障子などインテリアの随所に和テイストを感じさせます。ガラス張りのバスルームにはヒノキの湯船に木桶なども添えられ、日本の風呂文化を世界に向けて発信する意味合いも込められています。迎賓館に赤坂御所の緑、好天での富士山、新宿摩天楼の夜景など、お風呂に浸かりながら絶景を堪能できます。
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ザ・メイン(本館)11・12階にある全84室の「エグゼクティブハウス 禅」に誕生したエグゼクティブHINOKIスイートは1室のみ。3名まで宿泊可。浴室はガラスで仕切られている。バスアメニティは「サルヴァトーレ フェラガモ タスカンソウル」、墨をイメージした石鹼も。
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ツインまたはダブルにアレンジ可能なベッドルーム。シーツはイタリアの老舗「フレッテ」社製。
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墨アートやファブリックに江戸の色彩を取り入れたリビング。
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- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町4-1
- TEL
- 03-3234-5678(客室予約)
- 料金
- エグゼクティブハウス 禅 エグゼクティブHINOKIスイート 2名1室利用時料金281,230円~(2024年1月現在)
風土を知る旅の魅力
吉村美栄子さん
(山形県知事)
日本の原風景と最先端が奏でる、 特別な体験を
山形は、日本百名山に名を連ねる秀麗な山々に囲まれ、「母なる川」最上川が流れる四季鮮やかな自然と、山々を尊び崇める山岳信仰に象徴される精神文化が息づく地域です。この気候風土の中、脈々と受け継がれてきた実直で純朴な気質が、唯一無二の逸品を作り上げ、清らかな水と澄んだ空気が、つや姫をはじめとするお米や多彩なフルーツ、多種多様な県産酒やワインなど、世界に誇る美食・美酒を生み出しています。そして山形は「ラーメン県そば王国」でもあるんですよ。また、全市町村に温泉が湧き、「心ほどける」 温かなくつろぎの時間を過ごすことができます。 東京は、江戸時代から続く歴史や伝統と、革新を続ける最先端の文化が融合し、世界中の人々を魅了してやみません。多様な魅力と活気、洗練されたセンスに溢れる世界有数の大都市、東京。日本の原風景を数多くいまに伝え、四季折々の彩り豊かな景色に恵まれた山形。 日本の「最先端」と「原風景」が奏でる特別な体験と感動をみなさまへ。COOLな巡り旅をお楽しみください。
小池百合子さん
(東京都知事)
それぞれの地で受け継がれた魅力を 堪能してください
東京では、江戸から連なる伝統と、最先端の文化が共存しています。多彩な魅力と活気に溢れる街です。 長い年月を経て東京の風土と歴史の中で育まれ、時代を超えて受け継がれてきた工芸品や生産物に触れれば、新たな発見や学びの機会を得られることでしょう。世界中のおいしい料理を楽しむこともできます。安心・快適な宿泊が、旅の思い出を深めます。新しい観光スポットも、次々とオープンしています。 そして、山形は、さくらんぼやお米をはじめ、素晴らしい農産物を生み出す豊かな地域です。四季が織りなす風光明媚な景色や温泉など、自然の美しさ溢れる観光資源が沢山ございます。皆様の心を優しく満たすこの山形には、東京からも新幹線や飛行機で気軽に訪れることができます。 東京も山形も、そこに暮らす人々の間で、伝統や文化、産業などが脈々と受け継がれ、今日の魅力を形づくってきました。是非、実際に訪れて、存分に堪能してください。